阪大工学部の散歩道へようこそ!

このブログは、正真正銘の阪大工学部の教職員・学生が記事を投稿しているページです。
このブログを通じて、阪大工学部では毎日どんな事が起こっているのか、阪大工学部の人たちはどんな事を考えているのか、など「生の阪大工学部」を知って頂きたいと思っています。
ご投稿、コメントをお考えの方はお手数ですが、下記のアドレスまで投稿内容を送信してください。
まだまだ成長途中のブログですので、みなさまの暖かいご声援をお待ちしております。
記事・コメント投稿、要望などはこちらのアドレスまで
→ sanpo@eng.osaka-u(最後に.ac.jpをつける)

大阪大学 工学部/大学院工学研究科についてより詳しい情報を
お求めの方は、公式サイトや facebook、Instagram、Twitterを
ご参照下さい。

不夜城

author : 広報担当   [ 一般 ]
2013.05.31 Friday 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) | 
こんばんは、地総3回のオヅです。
先日課題の提出日で、1週間で一番つらい金曜も乗り越え上機嫌です。もっとも、課題は最終日の朝止めを刺す予定が寝過ごしてしまったので努力が水泡に帰してしまったのですが…
まぁ何はともあれ終わったのです。

なので今日は地球総合工学科、建築工学コースの課題について少しお話しようかと思います。

建築の学生がしんどいしんどい言ってるのは「建築設計」という授業の課題です。 これは2年生3年生の前期後期の4回、週5コマもある建築のいわばメインとも言える授業の一つです(ちなみに3年前期の今、私は週18コマあります)。この授業は毎週課題を進めていくタイプの授業で、テスト等は一切ありません。その代わりに半期に3つ、課題が課せられます。その1つ目が昨日終わったことになります。

ではその1つ1つの課題はどのように進むのでしょうか。まず授業の冒頭でこういう場所でこういう建物を建てなさい、という条件が与えられ、それに対する自分の案を次週までに幾つか考えて行きます。それをみんなの前で発表したり、先生に個別に発表したり、グループに分かれて発表したりします。交互にやったりすることが多いでしょうか。この過程を草案批評とか言うのですが、これを1つの課題につき3,4回繰り返します。そして2週間弱の時間が与えられ、指定された図面や模型を作る期間に入ります。この間週5コマの授業は一切ありません。が、この作業、2週間10コマ15時間の授業時間を充てたところで到底間に合うものではありません。

もちろん、計画的に進めている人は無理なく終わっているのですが…それは比較的少数で、ちゃんと事前に進めていても連日の徹夜を強いられる人は少なくありません。




これは提出3日前の月曜日の午前4時くらいの製図室の一角です。この部屋は工学部図書館前のS1棟9階にあり、ほぼ24時間空いていて建築の学生なら誰でも入ることができます。こんな具合にいつでも9階の明かりは灯っているのです。



それはともかく、午前4時です。3日前です。なのに彼らはその日の授業を受け、その後ずっとこの部屋で作業をしてるのです。このあたりからみんなおかしくなり、「あーーー、絶対終わらん」「いや、終わるわ、余裕余裕」「やっぱ終わらん」など錯覚を起こしたような発言が多くなり、徹夜独特の変なテンションになりはじめます。

ちなみに、授業に出て、と言いましたが課題提出が近くなると授業をサボって課題を進める人もいます。なので授業に出てる人数が少ないと建築先生は皆一様に「なんだ?課題の提出が近いのか?」というような発言をするので大変面白いです。それで便宜を図ってくれたりもするので人情を感じますね。

とまぁ話が逸れましたが、こんな具合で、皆虚ろになりつつも課題を提出するのです。これで1つの課題が終了。次からは新しい課題に入り、これを3回繰り返せば夏休み。の前に試験週間になります。

今年の3年生は比較的真面目な学年のようで、まだ未提出の学生が1人も出てないとか。というか他の学年は出ているのでしょうか… 確かに課題提出前は死ぬ思いでやっていますが、テストは無いですし、授業そのものが終わるのも早いのでそこが利点といったところでしょうか。そもそも普通に建築を考えるのが好きで、時間さえあれば楽しいものなのです。しかし時間というのは難しいものですね…次回こそは次回こそは、と思いつつも毎回同じように切羽詰まってしまうのです。




今度こそは余裕を持って提出します_(:D 」∠)_
<< キャリアデザインの授業 | main | 留学生チューター/いわゆる"英語力"について思うこと >>