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[教職]総合演習(1):「ずいぶん変わった」「迷惑極まりない」科目

author : A.Mizunoawa   [ 一般 ]
2019.10.28 Monday 16:30 | - | - | 

みなさん、ご機嫌いかがお過ごしですか。工学研究科生命先端工学専攻M1のA.Mizunoawaです。

最近、当ブログの更新が盛んになっていることに気付いた人はいらっしゃるでしょうか。我々ライターの投稿頻度は決まっているのですが、みなさんがたくさん目を通しているということもあり、実は今、試験的に投稿頻度を上げる取り組みを行っています。できるだけみなさんにとって有用な情報や興味があるお話を書ければ良いなと思いながら記事を綴っておりますので、是非これからもよろしくお願い致します。

さて、今回は教職科目の中で教育実習を除けば一番大変だと言われている「総合演習」という科目について紹介したいと思います。まずは以下の太字の文章からご覧ください。この授業のガイドにある文章を抜粋しています。

『1万円払ってでも……?』

──「教育現場で30時間の”下働き”をしてこい」。ずいぶん変わった科目だと思うけど、ホントのところ、Yさんにとって「総合演習」ってどんな科目だったの?

Yさん:ひと言で言っていいですか? 「迷惑きわまりない科目」です!(笑) 最初「こんな科目なかったらいいのに」と本気で思っていました。

──「5千円払ったら総合演習の履修を免除する」と言われたら?

Yさん:もちろん、そちらを選んでましたね。1万円払ってもいい(笑)。ボクの場合、受講を決めたときは、まったくの「義務感」でしかなかったです。

──Sさんは?

Sさん:私も同じでしたね。だいたい、阪大では1年次に教職免許志望者が600人ほどいるんですよ。それが4年次には200人ほどに減ってしまう。この「総合演習」って科目、教職希望者減少に、ぜったい大きな役割を果たしてますよね。

I先生:なるほど。「イイカゲンな気持ちで教師になってもらったら困る」という、ある種のハードルってわけだね。

この授業では、実際に近隣の学校にお邪魔して30時間以上のボランティア活動を行います。実際に教壇に立つ仕事以外なら学校側は何を指定しても良く、生徒の質問対応や試験監督のみならず、文化祭の誘導係、部活の監督、あるいはトイレ掃除の指示が来ることもありえます。希望すれば宿泊ありの修学旅行に同行する仕事もあるようです。本当に無償で働く何でも屋さんといった感じです。教師としての仕事は教育実習で掴むことになりますが、そこでは見えない泥臭い部分をこの授業で知るというコンセプトになっているのだと思われます。

ボランティア活動が終われば、2000文字程度のレポートを書いてお世話になった学校と大阪大学に提出します。レポートでは実際に学校の中に入って気付いたことや生徒と接することで感じたことを綴ることになります。

こういった座学ではない社会勉強的な科目も教職の必要条件に盛り込まれているというのは、けっこう意外なことだと思います。しかし、地道で大変な作業だとはいえ学ぶものは多い単位の一つです。将来、教職を取るとなった場合は是非、目的意識をもってこの科目に取り組んでいただければと思います。

それでは、今回はこの辺で。See you again!

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