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時間割を実感しよう(教職課程編)

author : A.Mizunoawa   [ 一般 ]
2019.05.28 Tuesday 12:00 | - | trackbacks(0) | 

みなさん、ご機嫌いかがお過ごしですか。工学研究科生命先端工学専攻M1のA.Mizunoawaです。

前回の記事では僕が院に入ってから教職を取り始めたという話をしましたが、今回はその教職に関する詳細情報を以下にまとめてみました。需要があるかはわかりませんが、興味がある人は是非今後の参考にしてください。

得すべき科目は大きく 文科省が定める科目 教育の基礎的理解に関する科目 教科とその指導法に関する科目 大学が独自に設定する科目 に分かれる。

8単位。順当に卒業要件に関する授業を取っていれば勝手に取れていることが多い。ただし日本国憲法だけは選択科目として自主的に取る必要があるので注意。

中学は27単位、高校は23単位(両方取る場合は27で良い)。具体的には、「教育原理・教育課程論」「教職論」「教育社会・制度学」「学習・発達論」「特別支援教育論」「道徳教育論(高校免許のみの取得なら不要)」「特別活動・総合的な学習論」「教育方法論」「生徒指導・進路指導論」「教育相談」という座学に加えて「教育実習(中学で3週間、高校で2週間。基本的には母校で実施)」「教職実践演習(教職全般に関する見識と技能が身についているか確認するための現場体験)」がある。

中学は教科に関する専門事項20単位と教科の指導法8単位の計28単位。高校は教科に関する専門事項20単位と教科の指導法4単位の計24単位。教科の指導法は個別に取得しなければならないが、教科に関する専門事項は学部学科によって自動的に取れていることが多い(たとえば工学部応用自然科学科なら、卒業要件と理科の免許に必要な単位がほぼ被っている。文学部なら国語、外国語学部なら国語や英語が同様に被っている。たとえ被っていない免許が欲しいとしても、本人の努力次第では取れなくはない。ただし、卒業と関係無い科目を20単位以上取るのは決して容易ではない……)

中学は4単位、高校は12単位。阪大ではそのうち2単位は「総合演習(30h以上の校内ボランティア活動)」でなければならない。それ以外の単位は↓の余剰分で補うか、別途指定された授業を取る。

※中学・高校ともに、大学院に進学して別途指定の24単位を取得すれば取得できる免許を一種免許から専修免許へとアップグレードすることができる。

僕の場合は数学の免許が欲しかったのですが、応用自然科学科で数学の免許を取るのはかなり大変(というより、大学院から取り始めるのは不可能)だったので、理科の免許を取ることにしました。その代わり、院進するついでに理科の専修免許も取ってしまおうと思っています。数学免許が欲しいのに在学中に理科の免許を取るメリットは、数学だけ持っているよりも理科と数学を持っている方が就職時に有利である点と、社会人になってから追加で数学免許を取るのが容易になる(教育実習は一回行けば良いので、通信教育等で座学のみ受講すれば良い)点です。

ちなみに、理科の免許には物理・化学・生物・地学の区分が無く、ひとつの免許で全てを教えることができます。と言っても、単位取得にはたとえば物理・化学だけというようなほとんど偏った学習でも全く問題ありませんし、教師になってから「生物や地学は教えられません」とはっきり宣言しておけば教えなければならない状況はまず起こりえないと思います。

次回以降の記事では△硫別椶具体的にどんな授業なのかを少しずつ紹介していければ良いなと思っています。

それでは、今回はこの辺で。See you again!

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