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応用情報技術者試験

author : nacl   [ 一般 ]
2018.01.14 Sunday 11:11 | - | trackbacks(0) | 

とうとうセンター試験が始まりましたね…。今年は寒波と相まって非常に寒い中でのセンター試験ですが、受験生の皆さんは頑張ってください!

皆さんこんにちは、電情のnaclです。巷では受験シーズン一色ということで、私も去年取得した応用情報技術者試験について少しお話したいと思います。

応用情報技術者試験とは、情報処理推進機構(IPA)が主催している情報系の国家資格のことです。

難易度としては、ITパスポート<基本情報技術者<応用情報技術者<高度IT資格となっており、難しい方に入ると思います。試験は2回行われ、マークシートに記入する4者択一の試験(午前試験)と記述試験(午後試験)があります。正直、午前試験はただの足切りのようなもので、本番は午後試験となっています。大学入試と似ていますね。

 

最近は第4次産業革命とも呼ばれる、IoT(Internet on Things)やビックデータ、AI(Artificial Intelligence)等の技術革新の進展により情報系の知識を持つ技術者が多くの産業分野で求められています。ちなみに、IoTとは、様々なモノにセンサーを取り付けインターネットに接続することで、より便利な社会にしようとするものです。スマートフォンで家の風呂を沸かすようにできるなどもIoTの1つだといえるでしょう。ビックデータは膨大な情報をPCの処理能力により整理し、より情報を活用できるようにすることです。経済産業省の取り組みによって生まれた地域経済分析システム(RESAS)等はビックデータ活用の代表例といえるでしょう。Alは日本語訳の通り、人工知能のことです。工場の自動化(Factory Automation : FA)などで活用されています。また、最近ではYoutubeに「バーチャルユーチューバー」と呼ばれる人工知能がユーチューバーをやっているというのもあるらしいです(勿論、これはフィクションで、実際には普通の人が実況をやっていると思いますが…)。

 

応用情報技術者は取得すると、情報系の知識を一通り持っているとみなされ、NTTデータやNECなどのベンダ企業では取得を奨励しているようです。取得に関しては、私の体験談になりますが、独学で問題ありません。応用情報技術者合格教本と、有志の方によって運営されている応用情報過去問道場というWebサイトで午前試験はパスできます。午後試験は、iTECから出版されている午後試験の重点対策を行えば、大学で電子情報系を専攻している方であれば問題なくパスできると思います。ゼロから勉強するという方でも、午前試験対策をしっかり行えば、パスできる難易度だと思います。

 

そういえば、情報系といえば、プログラミングという印象を受ける人も多いかと思います。それによって「プログラミングみたいにPCの前に張り付いて仕事するのは大変そう…」と思い、情報系を志すことを諦める人も多いようですが、情報系はプログラミングだけやっているわけではありません。特にIoT分野ではそれが顕著に表れています。センシングデバイスなどの電子系、電源に関する電気系、LTEに代表される通信方式に関する通信系、半導体材料に関する化学系、物理システム構成に関するシステムアーキテクチャ、理論システム構成のシステムインフラストラクチャ、そして、実際の理論構成を担当するプログラマーといった感じです。実際にモノを作っていたりしても、IoTには参画できます。

 

去年は日本を代表する企業であるTOYOTAが本格的な自動走行EVの参入を決定するなど、日本内でもIoTやAIの足音が聞こえてくるようになりました。今後は義務教育でプログラミングも導入されるようですし、情報系の知識は今後重宝されると思います。今のうちに情報系の知識を学んでおくことは非常に有意義だと思うので皆さんも今後の技術動向に注目してください!

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