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※アクセントのアクセントは例外です

author : A.Mizunoawa   [ 一般 ]
2015.06.27 Saturday 23:00 | - | trackbacks(0) | 

みなさん、ご機嫌いかがお過ごしですか。応自1回生のA.Mizunoawaです。今回も前回に引き続き、教養教育科目の授業内容について実際の授業内容を少し紹介してみたいと思います。
 
今回のテーマは「アクセント」です。
 
そう言われて、みなさんは何を想像するでしょうか。「その言い方、アクセント変じゃない?」「料理のアクセントにバジルを添えてみよう」あるいは「アクセントカラーを意識したファッション」などでしょうか。
 
今回のアクセントというのは、上記の例では一番目のアクセントに当たります。つまり、日本語の音声学での「アクセント」についてです。
 
ではまず、音声におけるアクセントの定義とは何でしょう。……答えはこちらです。
──ある語(句・文)において特定の韻律要素が他よりも目立って聞こえるとき、その要素にはアクセントがあるという。
 
「は・し・が」と言うとき、「箸が」なら「高・高・低」、「橋が」なら「低・高・低」、「端が」なら「低・高・高」の音で発音しますよね。これがアクセントです。
 
私たちは会話の際、何気なく言葉にアクセントを付けて発していますが、実はそのアクセントの付け方には規則性が存在しています。講義ではその規則性について学んでいます。
 
たとえば、ほんの一例ですが、外来語の場合は概ね以下のような規則が当てはまります。
 
ヾ靄榲には後ろから三つめのモーラにアクセントを置く。
(注釈:モーラとは日本語を数える単位のことで、基本的には一文字で一モーラとし、伸ばし音と「ん」も一モーラとして数えますが、「きゃ」「しゅ」「にょ」などはそれぞれ一モーラで数えます。たとえば、俳句の三十一文字というのはモーラ数で三十一モーラという意味です)
後ろから三つめのモーラが伸ばし音、二重母音または「ん」の時は一つ左のモーラにアクセントを置く。
四モーラの語はアクセントを持たないことが多い。
ず埜紊離癲璽蕕伸ばし音か「ん」ならアクセントは最初のモーラに来る。

例を挙げてみます。
"カ"メラ, ス"ト"レス, クリ"ス"マス, インド"ネ"シア
▲"ウェ"ーデン, プ"ノ"ンペン, ト"ラ"イアル
プラズマ, アメリカ, マカロニ, パンドラ (すべてアクセント無し)
"エ"レジー, "デ"イリー, "ド"ラゴン, "ク"レソン

誰に教えてもらったわけでもないのに私たちは知らずこの規則を言葉に適用しているという事実は、本当に驚きに値することだと僕は思います。

みなさんも色々な単語で上の規則が当てはまっているか確認してみてください(ただし、掲載したのは大まかな規則であり、一部例外は存在します)。
 
それでは、今回はこの辺で。See you again!

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